今回は業務自動化アプリとして有名な Power Automate が教員の仕事をどのように支えてくれるのかをお伝えします。
毎日のHRで今後の予定について生徒達と確認する場面ありますよね。
その他の連絡事項と共に Power Point にまとめて表示をすることもあると思います。
そんなとき…
毎回スライドを編集してはいるけど、それくらいの作業は仕方ないよね。
生徒にこまめに公式をおさらいしてほしいからTeamsで簡単なものを配信しています。
配信頻度は高いけど、数分で終わる作業だから仕方ないよね。
Power Automate ならこの作業を自動でやってくれます。
- Teamsに投稿する
- 提出物をリマインドする
- 定理公式を配信する
どれも難しい仕事ではありません。
でも、
「毎日(毎週)やる」
これが重いと私は思います。
そしてその”小さな仕事”が、
教員の時間と集中力をじわじわ奪っていくのではないでしょうか。
Power Automateは、
この「決まった仕事」を勝手にやってくれる仕組みです。
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Power Automateとは?
Power Automate は、
「〇〇が起きたら → △△する」
という仕組みを作るツールです。
これを専門用語では、
- トリガー(きっかけ)
- アクション(動作)
と呼びます。
例:
• 毎朝8:00になったら(トリガー)
• Teamsに今後の予定を投稿する(アクション)
これだけで、
“小さな仕事”が1つ消えます。
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教員の働き方が変わる3つの理由
① 決まった時間に“勝手に”やってくれる
HR予定投稿
提出物リマインド
今日の1問配信
これらは「判断」がいらない仕事。
Power Automateは、
こうした業務を自動実行してくれます。
簡単な仕事ほど、積み重なると大きい。
ちりつも削減が最大の武器です。
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② 情報を取りに行かなくてよくなる
例えば、
・Excelに進路情報をメモ
・面談予定を記録
・提出期限を管理
それを
適切な時期に
Power AutomateがTeamsへ配信。
「思い出す」必要がなくなる。
これは想像以上に大きい。
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③ Teamsとの相性が抜群
HRでPowerPointを使う方法もあります。
しかし、
• 更新が面倒
• 生徒が自分のタイミングで見るにはひと手間
• 結局見なくなる
という問題が起きがち。
一方、Teams投稿なら
• 通知が飛ぶ
• 履歴が残る
• Formsやリンクとの連携が簡単
情報の流れが自然になります。
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HR自動投稿フローについて(正直な話)
ここは誤解してほしくない部分です。
TeamsにリッチなHR投稿をする場合、
Adaptive Cardという形式を使います。
その際、JSONという構造データを書く必要があります。
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JSONってプログラミング?
結論:
「少しだけ、構造を理解する必要がある」
ただし、
• アルゴリズムを書くわけではない
• 難しいロジックは不要
• テンプレートを流用できる
というレベルです。
最初は難しく見えますが、
「型に当てはめる作業」
に近い感覚です。
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どんな業務に向いている?
Power Automateが向いているのは:
・毎日やっていること
・毎週必ずやること
・忘れると困ること
・判断がいらないこと
例:
• HR予定自動投稿
• 提出物リマインド
• 定理公式Bot
• 今日の1問配信
素材を毎回貼り付ける手間が消える。
人力投稿がなくなる。
ちりつもが消える。
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逆に向いていないこと
・生徒との対話
・臨機応変な判断
・感情のケア
教員の本質はここです。
すべてを自動化する必要はありません。
「適した機能だけ使えばいい」
それで十分です。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 無料で使えますか?
多くの学校のMicrosoft365環境で基本機能は利用可能です。
Teams・Excel・Forms連携なら追加費用なしで使えることが多いです。
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Q2. プログラミングは必要ですか?
基本操作では不要です。
ただし、
Teamsに高度なHR投稿をする場合、
JSONの理解が少し必要になります。
本格的なコードを書くわけではありません。
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Q3. Excelが苦手でも使えますか?
最低限、
• 表形式の理解
• 列の概念
はあった方が良いです。
複雑な関数は不要です。
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Q4. 何から始めるべきですか?
まずは
「毎日やっている単純作業」
から始めましょう。
いきなり大きな自動化を狙わない。
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まとめ
Power Automateは、
仕事を“楽にする”ツールではありません。
「決まった仕事を手放す」ツールです。
教員の仕事は本来、
• 対話
• 指導
• 判断
• 人間的な関わり
ここにエネルギーを使うべき。
単純作業は手放していい。
それが働き方改革の第一歩です。

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